おい、俺たちホントに障害者なのか?

とある田舎の「発達障害者」による反逆

発達障害者と背広

今日、数年ぶりにスーツを着た。

重い。 まるで戦国時代の武士が身にまとった鎧のようだ。 こんなにも重く、窮屈なものだったのかといまさらながら思う。 新卒のあの頃はいくらか希望に満ちていて、そんなことは頭になかったのかもしれない。 しかし、今は違う。 この姿形を変えた「戦国時代」の世に私は再び出ていかなければならない。 そんな世が、お花畑で皆が楽しそうに踊っている世界へと急に変わればいいのに、と叶うはずもない願望を抱く。 梅雨の気候も手伝って、私の気持ちはいくらか沈んでいる。

他方で、少し何かを期待している自分もいる。

カネ無し、職無しのニートから脱して、世間的に見てそこそこまっとうな暮らしができるのではないか。 カネがそこそこ貯まれば、また何か色々と楽しめるのではないか。 そんな思いが私の頭をよぎる。 まだ、就職先も決まっていないにも関わらず、である。

右足の親指がズキズキと痛む。 時には足を引きずって歩かなければならないほどである。 来るかもしれない日常への精神的な不安は、不思議とそれほどない。 もしかすると、その不安は私の指の痛みへと形を変えているのかもしれない。

面接は来週から始まるみたいだ。